グラングリーン大阪(うめきた2期・JR大阪駅北再開発) 2024年秋街びらき~ 2028年3月全体竣工

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「うめきた」出典 umekita2.jp

「うめきた開発」は、JR大阪駅北側の旧貨物駅跡地の再開発計画で、グランフロント大阪(うめきた1期)とグラングリーン大阪(うめきた2期)の2段階で開発されている。

グランフロント大阪(うめきた1期)は2013年に開業しており、グラングリーン大阪(うめきた2期)も2024年に一部開業する予定で、最終的には2028年に全体が完成する予定。

グラングリーン大阪(うめきた2期)は、「南街区」「北街区」「都市公園」の3つのエリアに分かれる。

地図

2023年10月(南街区)

2023年10月(南街区)

2023年10月(北街区)

開発面積 延床面積 棟数 最高高さ ホテル 分譲マンション
グランフロント大阪(うめきた1期) 7ha 57万㎡ 4棟 180m 1施設 1棟
グラングリーン大阪(うめきた2期) 17ha 57万㎡ 5棟 185m 3施設 2棟
うめきた全体 24ha 114万㎡ 8棟 185m 4施設 3棟

 

2023年10月(JR大阪駅から撮影)

うめきた2期(現地 完成予想図)

 

グラングリーン大阪(うめきた2期)物件概要

  • 計画地     大阪市北区大深町
  • 地区面積    91,150㎡(都市公園45,000㎡を含む)
  • 都市公園    45,000㎡
  • 民地敷地面積  46,150㎡
  • 延床面積    556,450㎡
  • 棟数      5棟(南街区賃貸棟「西棟・東棟」・南街区分譲棟・北街区賃貸棟・北街区分譲棟)
  • 階数      39階建・28階建・51階建・26階建・47階建

出典(三菱地所)

 

「うめきた2期」三菱地所案(出典 UR都市機構)

 

グラングリーン大阪(うめきた2期)の詳細

街区等 延床面積 用途 階数 エリア
北街区 約15.4万㎡ 賃貸棟 ライフスタイルホテル 10F~25F JR大阪駅から遠い
中核機能 3F~9F
商業施設 1F・2F
分譲棟 分譲住宅(600戸)
南街区 約41.3万㎡ 西棟 5つ星ホテル 2F・28F~38F JR大阪駅に近い
オフィス 6F~27F
MICE施設 4F
商業施設 B1~3F
東棟 アップスケールホテル 5F~27F
オフィス 5F~17F
都市型スパ 3F・4F
商業施設 B1~2F
分譲棟 分譲住宅(600戸)
都市公園 約4.5万㎡(敷地面積) 北街区と南街区の間
西口広場 JR大阪(地下)駅周辺

うめきた2期は4つの街区で構成され、そのうち「北街区」と「南街区」に超高層ビルが建設される。

JR大阪駅に近い「南街区」の延床面積は約41.3万㎡で「北街区」の延床面積は約15.4万㎡で、合計延床面積は約57万㎡となる。

これらのビル群に5つ星ホテル(250室)、アップスケールホテル(483室)、ライフスタイルホテル、オフィス、商業施設、MICE施設、分譲住宅(600戸)×2が入居する。

また、都市公園の敷地面積は約4.5万㎡で、その他の緑地を合計すると約8haとなる。

 

グラングリーン大阪(南街区)の概要

うめきた2期南街区(現地 完成予想図)
街区 賃貸棟(西棟・東棟) 分譲棟 南街区合計
敷地面積 約25,260㎡ 約5,170㎡ 30,430㎡
建築面積 20,900㎡
延床面積 約320,000㎡ 約93,000㎡ 413,000㎡
規模 地上39階・地下3階 地上51階・地下2階
高さ182m 高さ185m
着工 2020年12月 2022年度
竣工 2024年 2028年

 

南街区賃貸棟(西棟)の2F・28F~38Fは5つ星級のスーパーラグジュアリーホテルが入居し、南街区賃貸棟(東棟)の5F~27Fにはアッブスケールホテルが入居する。

また南街区分譲棟は約600戸のハイグレード都市型住宅となる。

2023年10月撮影

東立面図

配置図

グラングリーン大阪(北街区)の概要

うめきた2期(現地 完成予想図)
街区 賃貸棟 分譲棟 合計
敷地面積 8,400㎡ 7,320㎡ 15,720㎡
建築面積 9,700㎡
延床面積 69,200㎡ 85,000㎡ 154,200㎡
規模 地上27階・地下3階 地上47階・地下1階
高さ150m 高さ176m
着工 2020年度下期 2022年度
竣工 2024年 2028年

 

北街区賃貸棟の10F~25Fにはライフスタイルホテルが入居する。また北街区分譲棟は約600戸のハイグレード都市住宅となる。

建築計画のお知らせ

西立面図

配置図

2023年10月

2023年10月

南街区と北街区の合計

街区 北街区 南街区 合計
敷地面積 15,720㎡ 30,430㎡ 46,150㎡
建築面積 9,700㎡ 20,900㎡ 30,600㎡
延床面積 154,200㎡ 413,000㎡ 567,200㎡
規模 地上47階 高さ176m 地上51階高さ185m
地上27階 高さ150m 地上39階高さ182m
着工 2020年度下期 2020年12月
全体竣工 2028年 2028年

 

グラングリーン大阪(うめきた2期)開発事業者

三菱地所
オリックス不動産
阪急電鉄
大阪ガス都市開発
竹中工務店
関電不動産開発
積水ハウス
三菱地所レジデンス
うめきた開発特定目的会社

 

「うめきた1期+2期」全体構想

開発区 面積 現状と今後の予定
うめきた1期 7ha グランフロント大阪として2013年に竣工・開業
うめきた2期 17ha 今後着工して、2024年夏に街開き、2027年に竣工する予定
東海道線支線地下化(JR大阪駅) 工事延長2.4km すでに着工しており、2023年3月に竣工予定

(出典 UR都市機構)

(出典 UR都市機構)

 

都市公園

うめきた2期(現地 完成予想図)
都市公園敷地面積 45,000㎡ 公園内施設の建築面積 5,935㎡
公園内施設の延床面積 12,500㎡
公園施設は2026年度に完成する予定

出典 UR都市機構

公園面積は合計4.5haで、2018年1月現在のグランフロント大阪の公示地価1,500万円(1㎡)から試算すると、公園面積だけで地価は6,750億円となる。

実際には、そこまで高くはならないと思われるが、それでも1,000億円以上は公園としなければならない再開発で採算性が難しい案件と言える。

 

出典 UR都市機構

 

開発スケジュール

2018年7月12日 開発事業者は、三菱地所などに決定
2020年4月 大阪市都市計画金議会で「都市計画」が承認
2020年12月着工 賃貸棟着工(南街区・北街区)
2022年度 分譲棟着工(南街区・北街区)
2023年春 JR大阪駅(地下駅)開業
2023年春以降 うめきた2期地区の地上線路の撤去(工期1年)
2024年 うめきた2期街開き(賃貸棟竣工・都市公園の一部供用)
2026年度 都市公園施設竣工
2028年3月 うめきた2期全体が開業